特産品
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わんこそば
こんなおもてなし料理どこにもない!
味も、雰囲気も、
おなかもたっぷり満たされます。南部地方に伝わる「そば振る舞い」が
原形といわれるわんこそば。
茹でたてのそばをおいしく、
たくさん食べていただこうという
おもてなしの心から生まれた伝統の名物料理です。
お椀が空になると次々とそばが入れられ、
食べた分だけ積み重なっていくお椀の山…様々な薬味を
アクセントにしつつ、おなかがいっぱいになったら、
次のそばが入る前にすかさずお椀にフタ!
これが「ごちそうさま」の合図。 -
前沢牛
「味」の芸術品ともいわれ、
北国の自然豊かな風土と牛飼いの牛への
愛情が育んだ、香り高い上質な牛肉。全国肉用牛枝肉共励会にて、
全国最多6度の名誉賞を受賞した実績が、
前沢牛の美味しさを物語っています。 -
三陸の海の幸
リアス式海岸で有名な三陸海岸には、
北上高地をはじめとする自然豊かな山々から、
プランクトンの栄養源となるミネラルを
多く含んだ水が流れ込みます。
また、親潮と黒潮がぶつかる潮目にあたるため、
プランクトンが大量に発生する場所でもあります。
このような山と海の豊富な栄養によって、
多くの魚たちが集まるため、三陸海岸は、世界三大漁場と
称される豊かな漁場となりました。
もちろん、そこで育つ、うにやあわびも
この豊かな海で大きくなります。
三陸の海の幸が高品質だと言われる所以は、
そこにあるのです。 -
いわての地ワイン
ふくよかに丸く、すっきりと鮮やかに
いわてのワインは全国でも大人気!岩手県の中央を流れる北上川を境とする太平洋側の地域は、
非常に古い地質があることで知られています。
日本列島の大部分がジュラ紀、
白亜紀以降に出来た土地である一方、
この地域はそれ以前、古くはカンブリア紀頃の
地質が存在しているのです。
こういった特別な風土、そして年間を通して
冷涼な気候に合った品種のぶどうを育てることで、
生き生きとした酸味、ミネラル感、
ぬけの良さと余韻の長さ、複雑な中にも絶妙なバランスを持つ、
いわてのワインが次々に誕生し、全国でも人気を博しています。
またその高い技術力を活かし、ブルーベリーやりんごなどの
フレッシュでおいしいワインも作られています。 -
いわての地酒
いわての酒は、米、水、技に恵まれた逸品。
お客様の期待を裏切らない品揃えです。
万治三年(1660年)頃、紫波郡の村井権兵衛によって
始まったとされる岩手酒造りの歴史。
以来酒造技術が広まり、紫波、稗貫を中心に
酒造りの技法が継承されて各地域の酒蔵と結びつき、
全国最大の規模を誇る南部杜氏の基礎が築かれました。
岩手は良質の酒造好適米が豊富で、
しかも清冽な水に恵まれています。
酒造りは寒造りがよいとされ、気候風土もまさにぴったり。
杜氏や蔵人の伝統に培われた高い技術力、
あたたかな心に見守られて、
いわてのおいしい日本酒は生まれるのです。 -
もち料理
もち料理は最高のごちそう!
伝統に基づいた種類豊富な餅料理岩手県南地方では、古くから冠婚葬祭や農作業の節目、
季節の行事などの場面で、もちをついてふるまう
「もち文化」があり、今でも生活に欠かせないものと
なっています。
古くから米どころでもあり、
豊かな農産物に恵まれていた県南地方。
それを背景に、もち料理の種類も豊富で、あんこや雑煮、
大豆をすり潰した「ずんだ」、じゅうね(エゴマ)、
沼エビ、唐辛子のきいた「ふすべ」などその数は、
300種類もあると言われています。
県南地方には、この餅料理文化を伝承し、
提供する店舗がたくさんあり、1年中味わうことができます。 -
ひっつみ
昔からの伝統の味
身も心もあたためてくれる岩手ふるさとの味水でこねた小麦粉を手で薄く延ばしたものを手でちぎり、
鶏肉、ごぼう、にんじん、きのこなどを
入れた醤油ベースの汁に入れて煮込んだ料理。
具や出しは、季節や家庭によって様々で、地鶏やキノコ、
川のカニを用いる地方もあります。
名前の由来は、「手で引きちぎる」ことを方言で、
「ひっつむ」と言うことから「ひっつみ」と名付けられました。
地域によっては、「とってなげ」とも呼ぶところもあります。
もちもちと食感となめらかなのど越し、
季節の味わいの出しでいただく、
ほっと温まる岩手のふるさとの味です。 -
盛岡冷麺
大人から子どもまで
岩手県民みんなが大好きなソウルフード!平壌生まれの冷麺が、盛岡に登場したのは昭和29年頃。
本場・朝鮮半島出身者がふるさとに思いを馳せて、
盛岡で冷麺を作ってみたのが盛岡冷麺の始まりです。
今では盛岡を代表する名物料理です。
盛岡冷麺の魅力は、小麦粉とでんぷんで
作られたツルッとした食感と、コシの強い麺。
そして、牛ガラなどでダシをとった冷たいスープは、
牛の旨味が凝縮されコクがあります。
キムチの辛さは、ほとんどのお店で3~5段階まで
選べるようになっています。
辛いのが苦手な方や自分で辛さを調節したいという方には、
冷麺とは別にキムチが付いてくる、別辛がおすすめです。
キムチの他にも、卵や牛筋肉、リンゴ、
梨などのトッピングが味のアクセントになります。 -
奥州牛
みちのく奥州の勇壮な自然の中で育まれた
農家の愛情飼育の結晶です。
良質な乾牧草と稲ワラを充分に食べさせ、
熟練した技術で一頭一頭丹念に仕上げるたゆまぬ努力が
「最高品質の味」を作り出しています。 -
ひとめぼれ
平成3年に宮城県古川農業試験場で誕生。
粘りと甘みがある品種で岩手県では
県央部以南を中心に生産されており、本県の代表銘柄です。
現在県内で生産量が最も多いお米です。 -
じゃじゃ麺
わんこそば、冷麺と並んで「盛岡三大麺」と称される麺料理のひとつです。
麺と特製味噌をよく混ぜあわせ、お好みで、おろし生姜・酢・にんにく・ラー油を加えて食べます。